1. HOME
  2. ブログ
  3. マーケティング
  4. インターネット広告
  5. 除外KW・クエリ除外について解説【広告運用:初級編】

BLOG

ブログ

インターネット広告

除外KW・クエリ除外について解説【広告運用:初級編】

thumbnail

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

こんにちは、LudyWorksの髙橋です。

新たにWeb広告を運用したいが、広告運用の方法がわからないという問題点は多くの方が感じているのではないでしょうか。

当記事では、そのような方向けに基本的な広告運用の手法を解説していきます。
【広告運用:初級編】というタイトルの入った記事を全て読めば、一通り広告運用ができるようになる事を目的としていますので、初心者の方は是非参考にしてみてください。

この記事が対象としている人
・これからWeb広告を始めたいと思っている事業主様
・広告代理店に入社して間もない方

 除外KW・クエリ除外とは?

まず初めに除外KW・クエリ除外について説明していきます。

クエリについてまだ知らないという方は、下記の記事を参考にしてみてください。

除外KWとクエリ除外については同じ物なので、当記事ではクエリ除外という呼び方で統一します。クエリ除外とは、「ある検索クエリに対して広告が表示されないように設定をする」事を言います。

次の項目では、どういうときにクエリ除外をするといいのか、そしてクエリ除外を管理画面上で設定する方法について解説していこうと思います。

どういう場合にクエリ除外をするといいのか?

それでは、どういった場合にクエリ除外をすればいいのかについて解説していきます。

結論から言うと、「広告を表示したくない検索クエリが存在する時」にクエリ除外を行うと効果的です。

広告を表示したくない検索クエリと言うのは、CVRが低い検索クエリであったり、ネガティブなワードが含まれていたりする検索クエリ等を指します。

これらは定量的・定性的両方の視点から判断していくことになります。

定量的に判断していく場合の例として、CVRを基準に判断する方法があります。
検索クエリの平均CVRが1%だったとして、CVRが0.5%以下の検索クエリは平均の半分以下の効果しか出せていないと判断することができます。

それらの効果が悪い検索クエリを除外していくというのが、定量的に判断するクエリ除外となります。

定性的に判断する場合としては、ネガティブな検索クエリを除外していく場合などが該当します。
例えば企業が不祥事を起こして炎上してしまった場合、炎上関連でのネガティブな検索クエリが一時的に増加する事があります。

そのようなネガティブ系の検索クエリに広告を表示させてもCVに繋がる可能性はかなり低いですし、ユーザーの感情を逆なでする結果になりかねません。

ですので、ネガティブな検索クエリが出てきたら除外を行う、もしくはあらかじめ除外しておくことが効果的です。

管理画面からクエリ除外を行う方法

次に、管理画面からクエリ除外を行う方法について解説します。

Googleの場合

まずはGoogleの場合を見ていきましょう。

画面左側のキーワードから、除外キーワードを選択してください。
次に、+のボタンを押してください。(赤枠のどちらを押しても問題ありません。)


ボタンを押すとこの画面に移ります。
この画面でクエリ除外を設定していくことになります。

除外キーワードリストを作成して、複数のキャンペーンに適用する方法もありますが、今回はリストを作成せずに除外キーワードを設定していく方法を説明します。

まずは赤枠のキャンペーンを選択を押して、除外キーワードを設定したいキャンペーンを選択してください。
なお、横のプルダウンメニューから広告グループを選択すると、広告グループ単位でのキーワード除外設定が可能になります。

次に除外キーワードと書いている欄に除外したい検索クエリを入力します。

なお、除外キーワードに関しても検索キーワードと同じくマッチタイプの概念が存在します。
マッチタイプの設定の仕方は検索キーワードと同じで、例えば「炎上」というクエリを除外したい場合は
炎上=部分一致
“炎上”=フレーズ一致
[炎上]=完全一致

と言うように指定することができます。
こちらも合わせて覚えておいてください。

除外キーワードの入力が完了したら保存を押して完了しましょう。
これでGoogleの除外キーワードの設定が完了しました。

Yahooの場合

次にYahooのクエリ除外の方法を見ていきましょう。

まずは、管理画面のキーワードから、対象外キーワードを選択してください。

対象外キーワードにアクセスしたら、次に対象外キーワードを追加設定を押します。

次に、キャンペーンを選択し、対象キーワードの作成画面に進むを選択してください。

キャンペーンを選択したら、赤枠内の対象外キーワードの欄に除外したいクエリを入力してください。

Googleと同じく、Yahooにもクエリ除外をする際のマッチタイプ設定が必要になります。

マッチタイプの設定の方法ですが、まずは除外したいキーワードを入力し、プルダウンメニューからマッチタイプを選択します。
選択したらキーワードを追加を押して対象外キーワードを設定すればOKです。

最後に、作成をクリックすればYahooのクエリ除外は完了です。

 

まとめ

今回の記事ではクエリ除外とそのやり方について解説しました。
不必要なクエリを除外することはキャンペーンの品質を改善していくためにかなり重要な作業です。

ぜひやり方をマスターしてアカウントを効率良く運用してみてください。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事