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GA4とは?概要と導入方法を解説【2024年最新版】

GA4概要解説サムネ

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

こんにちは、Ludyworksの髙橋です。

あなたはGA4についてご存じでしょうか。
GA4はマーケティングに関わるうえで必ず知っておきたいツールの内の一つです。

もしあなたがまだGA4について知らないようであれば、この記事で勉強していってください。

LudyworksではGA4のみではなく、様々なマーケティング関係の用語を解説しています。
マーケティング初心者やマーケティングに取り組んでいきたい事業主様向けの記事を作成していますので、是非定期的に確認してみてください。

この記事が対象にしている方
・マーケティング初心者
・無料で使える外部計測ツールを知りたい方
・マーケティングに取り組んでいきたい事業主様

GA4の概要

それでは初めにGA4の概要について説明します。
GA4とは「Google Analytics4」の略で、Googleが提供するウェブ解析ツールの最新バージョンです。
2024年7月1日には、従来のGA(ユニバーサルアナリティクス)のインターフェースとAPIにアクセスできなくなることがGoogleからアナウンスされています。

よって、現在ユニバーサルアナリティクスを使用されている方はGA4への移行が必要になります。

GA4の特徴

次にGA4の特徴について解説します。

GA4はGoogleアカウントを所有しているユーザーであれば、基本無料で利用できるウェブ計測ツールです。
有料版のみの機能もありますが、普段使う範囲であれば無料版のみで十分対応が可能です。

従来のユニバーサルアナリティクスはパソコンでウェブサイトを閲覧している事を前提に作られていましたが、現在はユーザーの多くが日常的にスマートフォンやタブレットを用いてウェブサイトやモバイルアプリを閲覧しています。
ユニバーサルアナリティクスでは使用されているブラウザをベースに別々のプロパティで計測していましたが、GA4では同一のプロパティで計測できるようになっています。

またAI・機械学習を用いた機能が実装されていることも特徴で、AIによるデータの異常検知や傾向の発見、機械学習による予測機能を使用することができます。

GA4のメリット

先ほどの特徴と重複する部分もありますが、GA4を使うメリットについて解説します。

・高精度にユーザーを識別できる。
GA4では下記の3種類の識別子を組み合わせることにより、高精度にユーザーを識別できるようになっています。

デバイスID
Googleシグナル
ユーザーID

ユニバーサルアナリティクスでもGoogleシグナルやユーザーIDを利用可能でしたが、基本的には一つ目のデバイスIDのみを用いてユーザーを識別していました。

・機械学習による予測
GA4では機械学習を活用してユーザーの行動やトレンドを自動的に分析し、ユーザーの行動を予測することができます。
予測したデータを広告配信に活用することもできるため、データを用いたマーケティング戦略の幅を広げる事ができます。

・クロスデバイス追跡
GA4ではユーザーがパソコンとスマートフォンなど異なるデバイスでアクセスした場合でも、そのユーザーを追跡することが可能です。
これにより、ユーザーの行動パターンをより詳細に把握ですることができます。

GA4の導入方法

この項目では、GA4の導入方法について説明します。

GA4の導入には大きく分けて2つあります。
1.自分でhtmlを編集して導入する
2.GoogleTagManagerを使って導入する

この二つのうち圧倒的におすすめなのが2番のGoogleTagManagerを使って導入する方法です。
方法を次の項目で解説します。

GoogleTagManagerを使ってGA4を導入する

それではGoogleTagManagerを使ってGA4を導入する方法を解説していきます。

まずGoogleTagManagerとはGoogleが提供しているタグ管理ツールの事です。
Googleアカウントを持っている方であれば誰でも無料で利用することができることが特徴で、一度導入してしまえばHTMLを編集せずにタグの設定が可能なため、
GA4を運用していく上でなくてはならないツールと言えます。
長いのでこれからはGTMいう略称で記載します。

この記事ではGTMのアカウントは作成済だと仮定して解説していきます。

GTMを使ってGA4を導入する手順は下記になります。

①GA4の測定IDを確認する
②GTMのコンテナ内にGA4の計測用タグを設定する
③タグが発火しているかを確認する

順番に解説していきます。

①GA4の測定IDを確認する

まずはGA4の測定IDを確認しましょう。

管理画面の左下の「管理」→「データストリーム」を押すとウェブストリームの一覧が表示されます。
データストリーム
その中から今回設定したいウェブストリームをクリックします。
データストリーム検索

次に「測定ID」と書かれた文字列をコピーしてください。(右の記号を押すことでコピーされます。)
測定IDクリック

これで測定IDの確認は完了です。

②GTMのコンテナ内にGA4の計測用タグを設定する。

計測IDのコピーができたら、次にGTMを使って設定をしていきます。

GTMの管理画面の左から、「タグ」→右上の「新規」をクリックしてください。
タグ作成

「タグの設定」と「トリガー」という画面が出てきたと思いますので、初めに「タグの設定」をクリックしてください。
タグの設定

次に「googleタグ」を選択してクリックします。
Googleタグ選択
タグに名前を付けたあと、タグIDという所に先ほどコピーした測定IDをペーストします。
測定ID入力

続いて「トリガー」の設定をします。
トリガー設定
「トリガー」をクリックすると、トリガーの選択という画面がでてきますので、「Initialization-All Pages」をクリックします。
トリガー選択
これにより、GTMが導入されている全てのページでイベントの計測ができるようになります。

③タグが発火しているかを確認する

タグが動作することを発火と言います。
最後に、きちんとタグが発火しているかを確認しましょう。

管理画面のワークスペースをクリックして、プレビューをクリックします。
プレビュー

「Connect Tag Assistant to your site」という画面が出てくるので、「Your website’s URL」に確認したいサイトのURLを入力します。
プレビューURL入力

コンソール画面の「Tag Fired」に先ほど作成したタグがあれば正常に発火している事がわかります。
タグ発火確認

正常に発火している事がわかったら、画面右上の「公開」を押して公開しましょう。

お疲れ様でした!
これでGTMを用いたGA4の導入は完了です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はGA4の概要と、GTMをつかったGA4の導入方法について解説しました。

  • GA4は無料で使えるウェブ計測ツール
  • ユニバーサルアナリティクスと比較して高精度なユーザー識別が可能
  • 導入にはGTMを使うと便利

以上の事をおさえていただければ問題ありません!

GA4は無料で利用できる計測ツールとは思えないほど高機能なので、ぜひ導入してマーケティングに役立ててみてください!

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