1. HOME
  2. ブログ
  3. マーケティング
  4. インターネット広告
  5. キーワード、マッチタイプとは?Web広告で使われる用語を解説

BLOG

ブログ

インターネット広告

キーワード、マッチタイプとは?Web広告で使われる用語を解説

thumbnail

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

こんにちは、LudyWorksの髙橋です。

これからWeb広告を始めたい方にとって、インターネット広告の用語は最初にぶつかる壁なのではないかと思います。

今回はWeb広告に使われる指標のうち、「KW」「マッチタイプ」について解説していこうと思います。

特に「KW」と「マッチタイプ」は初めの方は理解し辛い概念なので、是非この記事を最後まで読んで理解するようにしてみてください。

また「検索クエリ」に関しては下記の記事で解説してしていますので、併せてチェックしてみてください。

この記事が対象としている人
・これからWeb広告を始めたいと思っている事業主様
・広告代理店に入社して間もない方

KWとは?

まず初めに「KW」について説明します。
読み方は「キーワード」です。

KWは主にリスティング広告に使われる用語です。
リスティング広告の仕組として、あらかじめ購入しておいたKWに対して、ユーザーが検索した語句(クエリ)が一致した時に広告が表示されるようになっています

例えば、ユーザーが「パソコン」と検索したとします。
あらかじめ「パソコン」というKWを購入していれば、検索したユーザーに広告が配信されることになります。

とはいえ、ユーザーの検索語句と完全に同じKWを購入するのはなかなか難しいですよね。
そのため、KWにはマッチタイプという概念があります。
次の項目でマッチタイプについて解説していきます。

マッチタイプを3種類紹介

KWには主に3種類のマッチタイプがあります。
マッチタイプというのは、KWに対してどの程度まで検索クエリを反応させるか決定するものです。

「完全一致」、「フレーズ一致」、「部分一致」がその3種類です。
それぞれ説明していきます。

「完全一致」とは

はじめに「完全一致」というマッチタイプについて説明します。

完全一致は検索クエリを最も絞り込むことができるマッチタイプです。
完全一致でKWを購入している場合、KWと同じ意味の検索クエリを反応させることができます。
Googleによると、以下のような場合の検索クエリでも完全一致で反応させることができると書いています。

  • 誤字脱字
  • 単数形と複数形の違い
  • 語形の変化(例: 英語の「floor」と「flooring」)
  • 略語
  • アクセント付き記号の有無

参考: Google広告ヘルプ 完全一致

例えば検索クエリが「バスケットボール」でも「バスケ」でも、両方とも同じ意味ですね。
この場合、どちらの検索クエリでもバスケットボールに関してのKWに対して反応させることができると考えられます。

完全一致を使った場合でも、検索クエリを網羅するために大量のKWを購入する必要はありません。
関係のない検索クエリを極力反応させたくない場合には完全一致を使うようにしましょう。

「フレーズ一致」とは

次に、「フレーズ一致」というマッチタイプについて説明します。

フレーズ一致は、KWと同じ意味の検索語句に加えて、文言に差があったとしても同じ意味に解釈できる検索語句を反応させることができます。

たとえば「東京から神奈川 引越しサービス」というキーワードを設定したとします。このキーワードにフレーズ一致を適用すると、「手頃な価格の引っ越しサービス 東京から神奈川まで」や「東京の会社 引越しサービス 神奈川まで」と検索したユーザーにも広告が表示されます。語順とキーワード外の語句(「手頃な価格」や「会社」など)は広告の表示に影響せず、「東京から神奈川への引っ越しを代行するサービス」というキーワードの意味が検索語句にも含まれているかどうかが重視されます。
参考: Google広告ヘルプ フレーズ一致

例えば「バスケットボール シューズ」というKWをフレーズ一致で購入していたとすると、「バッシュ」や「バスケ用 シューズ」「バスケ シューズ 白」等の検索クエリに反応させることができます。

先ほど説明した完全一致と比較して幅広い検索クエリに反応させることができるため、より幅広いユーザーにリーチしたい場合はフレーズ一致を使うようにするといいでしょう。

個人的にはかなり汎用性の高いマッチタイプだと考えていて、まず初めに使用を検討するマッチタイプだったりします。

「部分一致」とは?

最後に「部分一致」というマッチタイプについて解説します。

部分一致は、KWに関連する検索語句に関しても反応させることができるマッチタイプです。
KWに検索語句自体が含まれていなくても反応させることができる事が特徴です。

部分一致は、すべてのキーワードにデフォルトで割り当てられるマッチタイプです。このため、幅広いキーワードを登録しなくても、より多くのユーザーに広告を表示できます。たとえば、部分一致で「車 窓 修理」というキーワードを設定した場合、「自動車 ガラス 交換」などの検索語句に対して広告が表示されます。指定したキーワードは検索語句に含まれていませんが、検索内容に関連性があるためです。
参考: Google広告ヘルプ 部分一致

部分一致はフレーズ一致よりもより幅広い検索クエリに対して反応させることができるため、予想外の検索クエリを発見するときに役立つマッチングタイプです。

ただし、部分一致でKWを購入すると関連性の薄い検索クエリも拾ってくることになりがちになります。
その分除外しないといけない検索クエリ等も増えるため、運用工数がかかりがちになる傾向があります。
そういう意味ではある程度広告運用に慣れた人向けのマッチングタイプであると言うことができるでしょう。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事