検索クエリとは?KWとの違いを解説【広告運用:初級編】

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こんにちは、LudyWorksの髙橋です。
新たにWeb広告を運用したいが、広告運用の方法がわからないという問題点は多くの方が感じているのではないでしょうか。
当記事では、そのような方向けに基本的な広告運用の手法を解説していきます。
【広告運用:初級編】というタイトルの入った記事を全て読めば、一通り広告運用ができるようになる事を目的としていますので、初心者の方は是非参考にしてみてください。
また「KW」に関しては下記の記事で解説しているので、併せて確認してみてください。
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・これからWeb広告を始めたいと思っている事業主様
・広告代理店に入社して間もない方
検索クエリとは?
検索クエリとは、結論「ユーザーが検索した語句」の事を指します。
余談ですがクエリのスペルは「query」となっており、英単語の意味としては「問い合わせる」「訪ねる」などの意味を持っています。
私たちが普段検索しているホームページが表示されている仕組は、GoogleやYahooといった検索エンジンなどのデータベースに対してHPを表示するように要求すると、検索エンジンが検索結果を返してくれるという流れになっています。
上記の様にユーザーが検索エンジンに語句を要求しているので、ユーザーが検索した語句の事をクエリと言います。
少し話が脱線しましたが、「ユーザーが検索した語句」の事を「検索クエリ」というんだなと理解しておけば問題ありません。
広告とクエリの関係について
検索型広告を運用するにあたって、検索クエリの確認はとても重要と言われています。
ではなぜ検索クエリの確認が重要なのでしょうか。
それは、「検索クエリからユーザーの意図が読み取れるから」です。
例えば、あなたが英会話のサービスについての広告を打ちたかったとします。
あなたは「海外留学」等のKWでユーザーがCVするだろうと思い、海外留学系のKWを購入しました。
ところが、実際にCVしたユーザーの検索クエリを確認すると、「国内留学」系の検索クエリが多いことに気が付きました。
この場合、ユーザーのニーズは海外留学ではなく国内留学にあることがわかります。
ですので国内留学訴求の広告文を増やす、国内留学系のKWを追加する等の施策を考える事ができます。
このように検索クエリを確認することで、更にCVを増やす施策を考え出すことができます。
CVについては下記の記事で解説しているので、是非合わせて確認してみてください。
[nlink url = “https://ludyworks.com/blog/37”]
クエリ除外を行って効果を改善する
次にクエリ除外について解説します。
こちらはCVを更に増やす施策と言うよりは、無駄なコストを削減していくといった施策です。
クエリ除外とは検索クエリのうち、必要性の薄そうな検索クエリに対して広告を配信しないように設定することです。
例えばネガティブな検索クエリや、あまりCVに繋がらなさそうな検索クエリが除外対象になります。
他にもCTR、CVR、CPA等の指標が悪い検索クエリに関しても除外検討してみてもいいかもしれません。
あまり反応させたくない検索クエリにもコストは発生しているので、ここのコストを削減することでCPAやCPCを低下させることができるようになります。
しかし、なんでもかんでも除外すればいいというわけではありません。
クエリ除外を行った検索クエリには広告が表示されなくなるので、目標配信額を達成できなくなる可能性があります。
また一見必要なさそうな検索クエリであっても何かの拍子でCVが取れる可能性もありますし、それが今まで気づいていなかったニーズである可能性もあります。
ですので、直近1カ月のみの成果を見てクエリ除外をしていくというよりは、過去半年くらいの成果を見て、明らかに成果が悪い検索クエリを除外していくという方法がおすすめです。
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